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美醜の大地 2巻6話 出来損ない市村ハナの核心に迫る綿貫記者 ネタバレ

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美醜の大地 2巻6話  【市村ハナの核心に迫る綿貫記者】ネタバレ

こんばんわ、美月です。

藤森治見先生の人気コミック

美醜の大地」は今のところ

電子書籍でしか販売されてません。

ここから、ネタバレ、感想、考察をレビューしていきます。

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月刊道民の記者、綿貫が奥田スミ子の事件から、ハナ、絢子の近辺を探りだします。

対峙するハナと絢子。

綿貫はどちら側につくのでしょう???

ここからは2巻6話 【出来損ない】のネタバレ

(濃いネタバレ含みます。ご注意ください)

札幌市の新聞社に高校の先輩、五十嵐を訪ねる綿貫。

目的は、”殉難事件生存者名簿”を特別に見せてもらうこと。

その代わり、記者不足の先輩の仕事を手伝うことになります。

生存者名簿を見ながら、市村ハナが気になります。

取材相手の常岡久次は、元樺太女子学校の教諭。

現在、夕張市に勤務しており、何か情報を聞き出せるかも?と綿貫は期待します。

綿貫は常岡に

「災難にあわれた引揚者の体験談をシリーズ連載する規格の取材でして。」と申し出ると、

常岡は自分の話が雑誌に載ると知り、ご機嫌に話し始めます。

「不良品、”出来損ない”を排除し、粒ぞろいの品を世に送り出すのが教師の務め」

と持論を話す常岡。

その歪んだ考え方に嫌悪を覚える綿貫だったが、ハナの事に話を変えます。

「ところで、この女子生徒を御存じですか?」

「残念ながら、”出来損ない”の生徒だったよ。見た目どおりにな」と常岡。

窃盗事件の話もする常岡。

しかし、綿貫は、無実の罪を着せられたのではないか?と考えます。

それは、自らも幼い頃、”非国民の息子”といじめられた記憶があったため。。。

綿貫の書いたインタービュー記事を見つけるハナ。

夕張の学校へ様子を探りに行きます。

そこで知り合う女子生徒、笹本。

彼女は、醜い、母子家庭で貧しいという理由で周囲からいじめられていました。

そして、ハナと同様、盗人扱いされ、常岡に退学に追い込まれていました。

担任の田中先生は笹本を庇うも、

「貧しさに負け、人のモノを盗み、他人になすりつけ逃げようとする」

「己の心の醜さは、外見にも表れるものだ!」と常岡。

その一部始終をハナは見ていました

昔、常岡から受けた仕打ちを胸に、復讐心を募らせるハナ。

退学させられた笹本は、夜の繁華街で裏方の仕事をしています。

そこへ、酔っぱらった常岡が絡んできます。

「おまえ、こんないかがわしいところで働いているのか?」

「客でもとってるのか?不細工なくせに、いいしりだなぁ」と。

侮蔑された笹本は、包丁を持ち常岡を襲おうとすると。。。

「まって、笹本さん」と田中先生が止めに入ります。

真犯人を突き止め、退学は取り消しになったと告げられる笹本。

田中先生は優しく笹本を抱きしめ、笹本は涙するのでした。

一方、常岡は駅で酔っぱらい管を巻いていました。

駅員が水をもってもどってくると。。

常岡は熱々のだるまストーブの上に顔を突っ伏していました。

駅の外には陰から復讐を遂げたハナの姿が。。。

高島津絢子の屋敷に客が訪れます。

「久しぶりね、絢子さん

ツギハギになった、醜い顔の女。その正体は。。。。

ここからは2巻6話 【出来損ない】の感想&考察

綿貫の取材と共に、クローズアップされる鬼畜教師常岡

それは、曲がった概念により、ハナにしたと同様に、

女生徒笹本を退学に追い込みます。

この常岡と笹本の担任の田中先生が、好対照。

常岡は自分が退学においやったくせに、

いかがわしいところで働く笹本をなじります。

自分がそのいかがわしいところにいるにも関わらずですよ!

そんな環境から真犯人をみつけ、笹本を救う田中先生。

素晴らしい生徒愛です。

当然、常岡には罰を。。。

それを下したのは、陰で一部始終みていたハナでした。。。。

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⇒次のお話はコチラ

美醜の大地~復讐のために顔を捨てた女~ 2巻7話 ネタバレ 【ごめんね】

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