『僕たちがやりました』 87話最終回 <みんなの感想>
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こんにちは。美月です。
私が書いている記事の漫画に、読者からの感想頂きましたので、ご紹介します。
女性 / 30代前半 ( 岡山県 )
「そこそこで良かったのに」そんな日常が大きく変わり、パイセンの父親のおかげで平穏な日々が戻ってくると思われましたが、登場人物5人それぞれが爆破事件によって心に闇を抱えます。
特に主人公トビオは、爆破事件で亡くなったヤバ高の生徒たちだけではなく市橋の自殺もトラウマになっており、心の葛藤が絶妙に描かれていいたと思います。
ふとした瞬間にあの日のことが蘇り苦悩する姿はリアリティがあって読んでいてこちらまで気分が悪くなるほどでした。
自首して罪を償うこともできず、望んでいた「そこそこの日々」を生き地獄のなかで生かされるトビオに、救済の余地はないのかと期待しながら読みました。
しかし最後まで事件のことはトビオのなかに残り続け、苦しみながらその命が尽きるまで「罪」を背負う運命にあると分かったときは後味が悪く辛い気持ちになりました。
故意ではなくとも「殺人」を犯してしまうことはその人の心にも重く辛くのしかかり、引きずってしまうのだなと疑似体験したような感覚で読めました。
ドラマもどんなラストになるのか楽しみです。
そこそこに生きていこうという姿勢は元々問題の先送り気質。
受動的に流されて生きていくのは生き地獄。
感想を読んでいて、そう強く思いました。
漫画名 『僕たちがやりました』
原作 金城宗幸
漫画 荒木光
配信 コミなび他
出版 講談社
配信話数 既刊9巻(最新刊2017年4月6日発売)
価格 500円
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