デビルズライン 10巻 <みんなの感想>
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こんばんは。美月です。
私が書いている記事の漫画に、読者からの感想頂きましたので、ご紹介します。
女性 / 20代前半 ( – )
この10巻のメインだと言える出来事はやはり鬼と人間のハーフである安斎の出生の秘密が暴かれるところだと思います。
今まではただ凶暴な殺人鬼で今もONLの地下に閉じ込められていると描かれていた父親である環の人間性や性格が明らかになったので、安斎というキャラクターのファンである私は少し安心しました。
殺人という犯罪を起こしてしまったとは言えども心優しい穏やかな人だったのだなと、母親にあたるみどりとの会話を通して伝わってきました。
数ある二人の会話の中でも一番好きだった場面は、二人が実験のペアになることを決めたところです。
「ペアの相手を選べるのであればあなたがいい」と環がみどりに言ったシーンでは、少女漫画を見ているように心がワクワクしました。
鬼と人間のハーフの実態を調べる実験のために作られた子どもだったとしても、親の二人の間には確実に恋愛感情があり愛し合っていたと分かれたことは安斎にとってもプラスだったのではないかなと思いました。
つかさを傷つけてしまったらどうしようと悩んでいる安斎にとって知れてよかった事実だったのではと思います。
次に印象的だったのは、約3か月ぶりにつかさと安斎が再開したシーンです。
1巻の中で二人が会ったときのように、ベランダの縁に座る安斎と部屋から出てきたつかさの姿を見て、泣いてしまいそうになりました。
ここが帰る場所なんだと安斎が心から思えたことできっとこの二人の関係はこれからもっともっと強くなっていくのだろうなと思えて、これから何が起こっていくのが楽しみになりました。
二人がお互いのことを考えあって悩んでいる姿を見て、頑張れ!と応援したくなりました。
殺人犯、環のこと、ずっと気になっていましたので、
私もこの巻ではっきりしてよかったと思います。
環とみどりの恋。
それを引継ぎ、安斎とつかさも、より強い絆で結ばれるカップルに
成長すること、期待します。
漫画名 『デビルズライン』
作者 花田陵
配信 まんが王国他
出版 講談社
配信話数 既刊10巻(最新刊2017年7月21日発売完結)
価格 500円
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