『グランネリエ』 1巻 ネタバレ&感想
こんにちは。美月です。
今回は、読者から頂いたおすすめ本をご紹介します。
女性 20代前半 ( – )/グランネリエ 1巻
この漫画は日常生活に植物の「種」が必要不可欠で、その種を管理・研究する国家機関が存在し、種のスペシャリストとも言える国家資格を目指す青年リュカと幼馴染のアベルの生活を描くファンタジー作品です。
1巻では作品の世界観を十分に感じることができ、重罪として罰せられる種子を体内へ取り込む行為をしてしまったリュカの様子が詳しく描かれます。
作者の他の作品も読んだことがあるのですが、線が細く人物や背景の描写が細かく描かれていてきれいな印象を受けます。とても読みやすいです。
リュカは物静かな性格で落ち着き払っており、アベルはリュカのことをとにかく気に掛ける優しさを持っています。リュカが種子を体内に取り込むことになったストーリーでは、アベルの包容力と幼馴染への信頼がひしひしと伝わり、好青年さを見ることができます。
リュカが種子保有者であることがばれないように変装をさせたり、リュカのためを思って街へ連れ出そうとするシーンからは、アベルがいかにリュカ思いやっているのか、読者はそんな健気な姿に胸打たれることでしょう。
この巻の最後では、リュカとアベルが国のとある施設の労働をすることになります。二人以外の個性的なキャラクターがたくさん登場したり、リュカとアベルのそれまでの平穏な生活が一変していきます。
物語の雰囲気がガラッと変わるので、続きを読みたくて仕方なくなるかもしれません
漫画名 『グランネリエ』
作者 宝井理人
配信 ハンディコミック
出版 スクウェア・エニックス
配信話数 既刊2巻(2017年5月29日現在)
価格 1巻571円
コチラで読めます。
『グランネリエ』
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