『ARMS』 1巻 ネタバレ&感想
こんにちは。美月です。
今回は、読者から頂いたおすすめ本をご紹介しますね。
女性 40代前半 ( 神奈川県 )/ARMS 第1巻
「ARMS」は、身体に「ARMS」というナノマシンを埋め込まれた少年少女たちが、それを悪用しようとする悪の組織「エグリゴリ」と戦う長編漫画です。
第1巻では、まだ「ARMS」の力に目覚めていない主人公、高槻涼のもとに、同じく「ARMS」を持つ、新宮隼人や巴武士が登場します。
涼の高校に転校してきた隼人は、涼を両親の敵である「エグリゴリ」の一味だと誤解していました。
のちに隼人は涼の親友になるのですが、この時はまるで悪役のような顔をしています。
彼に幼なじみの少女カツミを誘拐され、廃ビルに呼び出された涼の前で、隼人の左手が鋭いブレードのように変形していきます。
そして、涼の右腕は、それに共鳴するかのようにしびれだすのでした。
そこに、鋭い爪をつけた義手を持つ、クロウが現れ、涼と隼人を捕らえようとします。彼こそ、隼人の両親の敵である「エグリゴリ」からの刺客でした。
涼が自分と同じ「ARMS」で、仲間だったと気付いた隼人でしたが、あっさりクロウに倒されてしまいます。
今度は涼がクロウと戦いますが、カツミがとらわれ、傷つけられそうになります。
必死でカツミを救おうとする涼。
その時、頭の中に「力が欲しいか?!」という声が響きます。
「力が欲しいならくれてやる!!」
謎の声とともに、涼の右腕の「ARMS」が発動します。右腕は化け物のように変形して、クロウからカツミを救うのでした。
ついに涼の「ARMS」が目覚めるこの瞬間は、何度読んでもぞくぞくする場面です。
廃ビルから脱出した涼と隼人は、残り二人いるらしい「ARMS」の仲間を探すことを決意します。
それからまもなく、今度は、両脚に「ARMS」を持つ巴武士が、転校生としてやってきました。
涼は武士に、一緒に助け合おうと持ちかけますが、「ARMS」を持つせいで子供の頃からいじめられてきた武士は、それを拒否します。
そんな折、涼たちの高校に、新たなエグリゴリからの刺客、アルとジェフという双子の天才少年たちがやってくるのでした。
1巻の内容はここまでです。
物語が進むにつれて舞台は日本からアメリカに移り、物語のスケールがどんどん大きくなっていきます。
次々に現れる強敵との戦いの中で、「ARMS」の謎と、それが生まれる理由となった悲劇が明かされます。
4人の「ARMS」を持つ少年少女たちの間の友情に胸が熱くなり、また、人間とは何か?生きるとは何か?を考えさせられる漫画です。
漫画名 『ARMS』
作者 皆川亮二
配信 まんが王国他
出版 小学館
配信話数 既刊22巻(完結)
価格 400円
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