「クズの本懐」ネタバレ
こんにちは。美月です。
この本を読んで、ちょっと思うところあったので、書き綴ります。
社会的というか倫理的にダメな選択を選択し続けてしまう登場人物には、とても共感できないです。
まともな人物と思いきや、やはりクズな登場人物という流れがなんとも言えません。
禁忌とされる己の恋心を、自分の欲望に基づいて捻くれた方向に推し進めてしまうあたり、人間の業の深さを感じます。
つり橋効果の類で、苦難の道であることすら恋愛のスパイスにしてしまうM志向とでも受け取るより他に理解しようありません。
実写版のドラマもチラリと見ましたが、ドロドロしすぎて私にはちょっと無理でした。
それでもこの作品を読み続けてしまうのは、自分にもクズ志向があるということなのでしょうか。
最終巻はまだ見ていません。
丸く収まって良かったねで済むか、それとも散々な結末で決着するか、見るのが怖いです。
そして各巻末の作者あとがきは、なんとも表現しようがありません。
普通の猫好きはこんなことをするのでしょうか。
実在はするけれど特異な例であることを、願って止みません。
とりあえず、第二巻の番外編「にゃんにゃんセレナーデ」は良い作品だと思いました。
その点から考えても、どうやら私もクズ要素を多量にもっているようです。
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