『カラダ探し』 1巻 ＜みんなの感想＞ 女性 / 30代前半 ( 熊本県 )

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こんにちは。美月です。

私が書いている記事の漫画に、読者からの感想頂きましたので、ご紹介します。

女性 / 30代前半 ( 熊本県 )

もともと漫画に疎いタイプですが、眠れない時にふと「漫画でも読むか」と思い、スマホで連載中の『カラダ探し』を読んでみました。

私はホラーも得意な方ですし、サスペンスは大好きですが、はっきり言って怖いです！

簡単にあらすじを説明すると、学校に伝わる＜カラダ探し＞という怪談に、主人公達が本当に巻き込まれてしまいます。

主人公・明日香達は深夜の学校で、クラスメイトの遥のバラバラになった身体を探します。

その際、＜赤い人＞と呼ばれる少女を見て振り向いたら＜赤い人＞が呼ばれますし、見つかってしまったら殺されます。

全員殺されたら、同じ日にタイムループし、遥の身体が揃うまでカラダ探しが続くというストーリーです。

この作品の怖さの要因になるのですが、まずカラダ探しを頼んでくる遥が不気味です。

常に焦点が合っていないような虚ろな瞳でカラダ探しを頼んでくる遥は、人間ではあり得ないような姿や展開をバンバン起こしていくので、グロテスクな描写が苦手な方は要注意です。

赤い人もとてつもなく恐ろしいです。

「どうしたらこんな表情が描けるんだろう？」と思う程の恐ろしい表情で、主人公達を超人以上の身体能力で襲ってくるので、赤い人が登場すると固唾を呑んでしまいますし、暗闇を歩いていると赤い人を思い出して怖くなります。

私がこの作品の最大の魅力だと思うのが、主人公達の心の描写です。

突然あり得ない恐怖体験をする羽目になった明日香達は、団結するどころか情緒不安定や疑心暗鬼に陥ります。

1巻では秀才・翔太が仲間を裏切ってしまうのですが、漫画の登場人物らしからぬ思考のリアリティにゾッとさせられました。

反対に、主人公の明日香は平凡な女の子ですが、優しい性格なので、怖いけれど明日香を応援したくて読み進めてしまいます。

スマホで無料配信を読み始めたのに、原作小説とコミックを購入してしまうくらい面白い作品です。

興味を持った方は怖いのを覚悟して、是非読んでみて下さい。

確かに明日香は応援したくなるキャラクターです。

私も怖いのを我慢しながら、でも、読むのを止められず、

全巻読んでいます。

漫画名　『カラダ探し』

作者         ウェルザード / 村瀬克俊

配信　　  コミなび他

出版　　　集英社

配信話数　既刊１５巻（最新刊2017年１０月4日発売）

価格　　　３７０円

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