『外道の歌』 4巻 31話、32話 <みんなの感想> 男性 / – ( 埼玉県 )
『外道の歌』 4巻 31話、32話 <みんなの感想>
こんにちは。美月です。
私が書いている記事の漫画に、読者からの感想頂きましたので、ご紹介します。
男性 / – ( 埼玉県 )
外道の歌らしく、いつものように屑が裁かれる話です。
ですが、今回は屑視点の話なのは新鮮でした。
スマホ操作中のよそ見運転で子供を跳ねるも、本人は自分のせいではなく「仕事中の事故だから仕方がない、俺は悪くない」と最悪な開き直り、裁判は有罪となって刑務所に送られる。
そこで、多くの受刑者から話を聞き考えを改め出所。
しばらく無気力だったが、当時の事件を改めて知り、子供の親に謝りに行こうとする。
だが、そこで復習屋に拉致られる。
謝罪したいという気持ちがあるも、謝罪できずに復習される。と言う話です。
今まで登場した復習対象は、どれも屑のまま裁かれていました。
中には今回の様に考えを改めている人もいるかもしれませんが、そのような描写は無く、屑に復讐するというスッキリした楽しみ方がありました。
今回の話では反省しているのに復習されるという、屑にとっては報われない部分が後味が残る結末だと思います。
どんなに謝っても罪を犯してしまっている為、復讐自体は別に構わないのですが、せめて一言で謝ることが出来たのなら、スッキリした結末なのかなと思います。
立場が変われば見方も変わる。
正義の復習屋も対象からしてみれば理不尽の塊。
復習屋は決して正義の2人ではないということがわかる話でした。
復習がメインで屑を裁くのが痛快ではありますが、屑サイドの心情が見れる話として面白かったです。
確かに屑視線のお話で、このレビューは新鮮でした。
なにかいつもとテイストが違うな?という感じはもっていましたが、
感想みて、そういうことか!と腑に落ちました。
漫画名 『外道の歌』
作者 渡邊ダイスケ
配信 まんが王国・コミなび他
出版 少年画報社
配信話数 既刊4巻(2017年8月28日発売)
価格 500円
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