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『宇宙兄弟』  1巻 ネタバレ (みんなのお勧め)

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こんにちは。美月です。

今回は、読者から頂いたおすすめ本をご紹介します。

女性 30代前半 ( 兵庫県 )/「宇宙兄弟 1巻」を読んで

この漫画は、宇宙好きな兄弟2人が宇宙飛行士になって、共に「月」を目指す物語です。

幼い頃から宇宙が大好きな兄弟、「南波 六太(なんば むった)」と、「南波 日々人(なんば ひびと)」。
弟・日々人はJAXAの宇宙飛行士になり、NASAにて月面任務を続け忙しい毎日を送っていた。
一方、兄・六太は、日本の自動車メーカーに就職し、エンジニアとして車の設計の仕事に就いていた。

ある日、弟・日々人がアサインされ、「月」へ行く事が決まり、話題となる。日本人初の月面着陸をした宇宙飛行士として。一方、兄・六太は、嫌味な上司に、些細な事がきっかけで弟の悪口を言われ、カッとなって上司に「頭突き」をし、会社をリストラされてしまった。

夢を叶え、栄光の道を一歩ずつ進んでいく弟と自分を比べ、落ち込み悩む兄・六太だった。

しかし、天は彼を見放さなかった。JAXAが新人宇宙飛行士選抜試験を行う事を発表し、そんな息子の姿を見た母と、それを聞きつけた弟が、コッソリと履歴書をJAXAに送っていたのだ。
見事、第一試験(書類審査)を通過したという合格通知を見た兄・六太は、涙する。
そして、宇宙が好きで好きでたまらなかった、あの幼い日々と情熱を思い出し、宇宙飛行士を目指す事を決め、試験に臨む。

だが、やはりまだ、自分自身の気持ちに素直になれない六太だった。そんな気持ちの中訪れた先は、幼い頃に兄弟でよく訪れた、天文台のある研究所。「金子・シャロン博士」の元だった。
宇宙飛行士選抜試験を受け、実際に飛行士になれるのは一握りの選ばれた者のみ、自分には自信が無い。と、弱音を漏らす六太に対し、シャロンは金ピカに輝くトランペットを渡して語りかける。
「あなたは子供の頃から、あえて難しいものを選んで挑戦する人だった。上手じゃなくてもいい、ただ、音を出さないと何も始まらない。」
子供のころの六太に対し、「何故、トランペットを選んだのか?」と聞いたシャロンに対し、六太少年は、こう答えた。
「だって、この中で、一番音を出すのが難しそうだし、金ピカだから。」
まだ悩む六太を見て、さらに続ける。
「あなたの中で、一番金ピカなものは何?」

漫画名 『宇宙兄弟』

作者       小山宙哉

配信    まんが王国

出版   講談社

配信話数 既刊30巻(2017年5月24日現在)

価格   1巻500円

 

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